NHK教育番組「あいのて」は大変面白いが苦情で不遇な扱い
視線の先にはテレビがあるのですが、大人の番組にはあまり興味を示しません。一方、NHK教育テレビの幼児向け音楽番組「あいのて」はちょっと気になるようで、興味深そうに見ています。
この番組は、日常生活にある様々な音にフォーカスをあて、そこから立ち上がる音楽を描くという、大変面白い内容で、大人が見ても楽しめるとても素晴らしい番組です。メインの森迫永依、仲村瑠璃亜はとても可愛らしく(別の意味でも…)目が離せませんし、出演者のひとりに片岡祐介という黄色い衣装の小太りな人(写真右端)がいるのですが、この方が「ドン小西」にそっくりで、我が家ではもっぱらドン小西と呼んでいます(実はとても格好のいい方でした。片岡さんゴメンなさい)。
親子共々楽しみにしているこの番組、実は視聴者からの苦情により不遇な扱いを受けているのです。第2回の「テーブルでダッドッダッ!」という、テーブルを叩いて音楽にするという内容の回は、苦情多数のため5回放送予定のところ2回でお蔵入りとなり、第8回の「ものさしでビヨヨーン」という、身近な文房具を使って音楽を奏でるという内容の回も、苦情により別の内容に差し替えられるそうです。この定規を机に押し当てて指で弾いて音を出す(長さ・強弱を変えて音程・音色を変化させる)内容は秀逸で、これをもう見ることができないと思うと残念でなりません(うちは録画したけど)。
苦情の内容はおよそ想像がつきますが、個人的には、「子ども達から素敵な番組を奪うな!」と声を大にして言いたいところです。作曲家の野村誠氏の想いはこちらとこちらで読めます。