Wednesday : 2006.11.22

雑草取りのはずが、産業廃棄物処理(処分)をする羽目に

個人で産業廃棄物を処理(処分)した、という経験をしましたので、メモを残しておこうと思い筆を執っています。“産業廃棄物”というと、「大型ダンプで、埋め立て地や、山奥などに運ぶもの」というイメージがあり、少なくとも自分の手で扱ったり運んだりするものではないと、私自身思っていました。が、しかし、自分の手で抱えて、自分の車に積むものだったのです。

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秋を通り越して、突然冬がやってきたような寒い週末、我が家も世に習い、自由に枝を伸ばした山茶花(サザンカ)の枝落としをしました。落ち葉や枝、花びらを拾い、ついでにと、しばらく放置したままだった雑草を取っていたときです。雑草はできるだけ根から抜きたいと思い、スコップで掘り起こしながら作業をしていましたが、スコップの先に何かが“コツン”と当たりました。小石の感触ではなく、何か大きな石、もしくは岩のような予感がします。

気になって掘り出してみると、なかなかの大物。なんとそれは漬物石の何倍にも相当するセメントのかたまりだったのです。そして、嫌なことに周りを掘り進むと、同じようなセメントや瓦や植木鉢を割った残骸など、いわゆる“廃材ガラ(産業廃棄物)”、が、出土すること、なんと土のう袋に9袋分。さすがに処分に困ってしまいました。



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実は我が家はこれまでも、度々このような出土物に悩まされてきました。「敷地内の土中から産業廃棄物が出土」なんて、新築なら、クレームものの話でしょうが、我が家の場合、もし今の家が建つ前の話であれば、50年以上も前の話ですので、いまさら責任の所在もわからず、私としましては納得のうえで、自分で処分することにしています。

これら “産業廃棄物”は、清掃局は収集してくれませんので、自ら処分をしなければならないのですが、幸い今までは、“ついで”に処分してもらえる機会に2度(※)恵まれ、他人様の手によって、産業廃棄物が我が家から旅立って行ってくれました。しかし今回は量も多く、また、当面大掛かりな工事の予定もありませんので、ついに“自らの手”で処分する必要性が生じてしまいました。

つづく


ガス工事リフォーム工事の際に